チャットレディは、風俗やキャバクラに比べると身体的な負担が少なく、頑張れば同程度かそれ以上に稼ぐこともできる高収入ワーク!
何といってもパソコンやスマホ越しのコミュニケーションで仕事が成り立つので、男性相手の高収入ワークに不安や抵抗がある方も比較的始めやすいのがイイですよね。
ただし、そんなチャットレディもリスクが全然ない……わけじゃないです。
代表的なのが、「盗撮」による流出リスクですね。
ライブチャットの画面をこっそり盗撮されて、その映像がネット上に流出してしまうリスクがあるんです……。
とはいえ、適切な対策をとることで、盗撮・流出リスクは軽減できます!
というわけで今回の記事では、盗撮・流出リスクの実態や、その防ぎ方について解説します。
盗撮犯の手口
盗撮しそうなユーザーの見分け方
盗撮が発覚したときにすべきこと
などについても触れているので、安心安全にチャットレディの仕事で稼ぐために、ぜひチェックしてみてくださいね!
チャットレディが盗撮被害にあうことはあるのか?
「盗撮」といえば、スマホカメラとか小型カメラとかでスカートの中を撮られたり、入浴シーンを撮られたり……みたいなことを想像しますよね。
でもチャットの場合、相手の男性はパソコンの向こうにいるわけですから、スカートの中身なんてこっちが見せない限り盗撮できないし、入浴シーンだって同じです。
「じゃあチャットレディが盗撮されることなんてないんじゃないの?」という方もいるでしょうが……実はあるんですよ、盗撮されることが!
スクショも盗撮であり被害である
「こっちの意思を無視してパソコンやスマホの画面をスクショされる」というのも、立派な盗撮です。
これ、実は簡単にできちゃうんですよね。
たとえばスマホの場合、私たちだってテーマパークのチケット予約をしたときとか、予約番号が表示されるのをスクショしたりするじゃないですか。
あんな感じで簡単にできてしまうし、パソコンでも簡単なんですよね。
というわけで、
チャットレディも盗撮被害に遭うことがある!
これをまずは肝に銘じておきましょう。
事務所スタッフ監視下でも起こる
「事務所(プロダクション)に所属してるチャットレディだったら、スタッフさんが監視してるんだから大丈夫」
なんて思ってませんか?
でも結論からいえば、スタッフさんがいる環境でも盗撮は起こるんですよね。
まあ、確かにスタッフさんはチャットレディをサポートしてくれる存在ではあります。
わからないことがあって質問したら答えてくれるし、ユーザーさんとトラブっちゃったときも対応してくれます。
たとえば盗撮の場合も、「○○っていうユーザーに盗撮された!」ってことがわかったら、スタッフさんにいえば適切に対応してくれます。
ただ、ユーザーが盗撮しているかどうかをスタッフさんが監視するのは難しい……というか、ほとんど不可能な話なんです。
とはいえ、盗撮している現場を押さえるのは難しいですが、流出に対してはスタッフさんがネットを監視することで対策しています。
ネットパトロールを行い、流出しているのを見つけたら必要な対応をしてくれます。
盗撮したものの流出行為は違法!
ここまで見てきたように、
チャットレディも盗撮されることがある
スタッフがいても盗撮されるときはされる
という感じであるわけですけど、ホントに嫌な、キモい話ですよね。
「てか盗撮とか違法じゃないの?法的にガン詰めして破滅させたいんだけど!?」
という方もいると思うんですが、そのあたりはどうなのでしょうか。
結論からいうと、ユーザーがチャットを盗撮し、流出させた場合は明確な違法行為になります!
というのも、スクショなどで盗撮したものを流出させるのは、著作権法に引っかかる行為だからです。
ライブチャットサイトで配信されている動画の著作権はチャットサイトを運営する企業が持っているので、盗撮したユーザーが勝手に流出させるのは著作権の侵害にあたります。
これはわりと重い罪で、法律では「10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金」と定められています。
というわけで、法的にしっかり罰することは可能なんですね!
どのように盗撮を行っているのか?
「てかユーザーはどうやって盗撮してるの?」という点が気になる方もいるのでは?
というわけで、ここではライブチャットの盗撮方法についてちょっと解説してみたいと思います。
最も多いのがチャット画面のキャプチャ・スクショ
いちばん多いのは、すでにちょっと紹介したのですが「キャプチャ・スクショ」という方法ですね。
パソコンやスマホでチャット画面をキャプチャ・スクショするのはそんなに難しいことではなく、たとえばパソコンだったらキーボードのキーひとつで簡単にできてしまいます。
用心深い悪質ユーザーはキャプチャの音を切っていたりしますし、そもそも向こうがマイクを付けない設定にしていたら気づくのは難しいです。
でも、お互いの音が聞こえる状態の双方向チャットの場合、音を消し忘れている間抜けなやつが相手だったら、キャプチャ音で気づける場合があります。
別スマホなどのカメラで撮影
パソコンでチャットを見ながらスマホで画面を撮影するというケースも、少なくありません。
というのも最近、多くのチャットサイトでは動画を勝手に録画できない仕組みにしているからなんですね。
次に紹介する方法で動画を盗撮できますが、そういう手段を知らないユーザーの場合はスマホを使って盗撮したりするんですよね……。
特殊機具やアプリの使用
上でちょっと紹介しましたが、最近は多くのチャットサイトが勝手に動画を録画できない仕組みにしているので、昔に比べると盗撮・流出のリスクはやや軽減されました。
でもこういうのはイタチゴッコで、盗撮できない仕組みをかいくぐって録画できるようにしているアプリとかがあるんですよね。
「うちはキャプチャ・スクショができないので安心ですよ!」というチャットサイトもあるのですが、結局はそういうアプリがあったりするので、実はあんまりアテにならないというのが実際のところなんです……。
何故?チャットレディを盗撮する理由とは?
盗撮するユーザーなんて「マジでキモい!」のひとことですけど、ちょっとここではそんなキモい彼らの内面を探ってみましょう。
なんでチャットレディの盗撮なんかをするのでしょうか?
個人で楽しむため
まあ、これが多いですかね……盗撮した動画などを自分の楽しみのために保存するタイプです。
彼らは流出させることがない分、そういう意味ではこっちのダメージはそれほど大きくありません。
たとえば、「盗撮動画が流出したせいで身バレした!」みたいなことになるリスクは、それほど高くないです。
とはいえ勝手に盗撮したのを見て楽しんでると思うとキモいですし、盗撮動画を見て満足しているせいでチャットにログインせず、お金を落とさない……なんてのは、こっちとしては金銭的な損失です。
やっぱり腹立たしい存在であるのは間違いないですね!
お金儲けのため
上のケースも悪質ですが、こっちはもっと悪質です。
盗撮した動画などを使ってお金を儲けようというパターンです。
盗撮動画を販売する
盗撮動画でアフィリエイトをやる
みたいな手口が一般的ですね。
アフィリエイトというのは、いわゆる広告収入を得る方法のことです。
たとえば、
- エッチな動画のサイトと提携した盗撮犯が、盗撮動画を自分のサイトにアップ
- 盗撮動画を見た人に提携先のエッチな動画のサイトを紹介
- 見た人が広告主のサイトに登録したりしたら盗撮犯にお金が入ってくる
という仕組みです。
X(旧Twitter)などのSNSに盗撮動画をアップして自分のサイトに誘導する……という手口のアフィリエイト盗撮犯が多いですね。
嫌がらせ
盗撮動画がインターネット上に流出したりすると、身バレのリスクがグンと上がります。
ネットに出回った盗撮動画を家族や会社の人なんかに見られたりして、人間関係がめちゃくちゃになったり、会社が副業を禁止している場合は減給などのペナルティを受けたり……なんてことも考えられますね。
要するに、盗撮動画の流出というのはチャットレディにとってものすごくダメージが大きいわけです。
そのことをわかっていて、嫌がらせの意味でネットに流出させる盗撮ユーザーもいるんですよね。
たとえば、キモいユーザーがガチ恋してきたのでこっぴどく振ってやったら、逆恨みして嫌がらせのために流出させる……みたいなことがあるんですね。
流出や盗撮への対策方法は?
盗撮を100%防ぐのはぶっちゃけ難しいのですが、少なくともリスクを軽減させることはできます。
ここでは、そのためにできる対策方法をいくつか紹介します!
カレンダーや時計を一緒に映す
チャットするとき、画面内に今日の日付が表示されるデジタル式のカレンダーとか、そのときの時刻がわかる時計とかを映り込ませましょう。
こうしておけば、盗撮されたものが流出したとき「何月何日の何時何分のチャットか」とすぐわかりますよね。
つまり、該当する日時にチャットしていたユーザーが盗撮していたことが明らかになるんです!
というわけで、これは流出させることを目的にしている盗撮犯に対して有効です。
盗撮犯を追い詰めやすいですし、悪賢いユーザーだったら「こいつを盗撮するとこっちの身元もすぐバレる」と悟り、盗撮を控える可能性があります。
まあ正直、モザイクをかけるなど加工されたらアウトだったりするんですけど、「加工してまで流出させるのは面倒」と思って盗撮を控えるパターンもあるので、やらないよりはやったほうが絶対良いですね!
メイクやウィッグでしっかり変装する
万が一、流出してしまった場合の対策としてこれをやっておきましょう。
女性だったら実感があると思うんですけど、メイクやウィッグでかなり雰囲気を変えられます。
普段だったらしないようなメイクをして、普段の髪型とは違うウィッグを選ぶのがコツです。
まじまじと見られたらバレるかもしれないですが、パッと見た感じではバレないレベルにすることはできます。
男性ユーザーの名前を高い頻度で呼ぶ
これも、流出を目的とした悪質ユーザーへの対策のひとつです。
動画が流出した場合、ユーザーの名前を呼んでいたら「誰とチャットしていたときの動画か」が1発でわかりますよね!
悪賢い盗撮犯だったら「これを流出させたらオレがやったってバレるな」と悟るので、盗撮を控えるようになります。
顔出ししない・バーチャルライブチャットレディの利用
そもそも顔出しをしない
顔が出ない「バーチャルライブチャットレディ」として活動する
というのも、流出対策として有効です。
顔を出さずにチャットレディをやっていれば流出したときの身バレ防止になりますし、そもそも盗撮犯の間では「顔が映っていないものは盗撮動画としての価値が低い」という価値観があるんですよね。
そういう意味でも、盗撮のリスクを抑えることができるわけです。
盗撮する悪質ユーザーの見抜き方
チャットレディにとって“害悪”というしかない、ハタ迷惑な盗撮ユーザー。
かなりムカつく存在であるわけですが、実はチャット中に見抜くコツがあります!
以下に紹介するようなユーザーに当たったら、「こいつもしかして?」と疑い、さりげなく顔を映さない画角に変えたり、男性ユーザーの名前を呼ぶようにしたり、日付や時間が分かるように時計を映したりと、対策していきましょう!
執拗にポーズ・アングルの指定をしてくる
盗撮ユーザーは、あとから見返して楽しんだり売ったりするために、いろんなポーズを要求したり、アングルの調整を求めてきたりします。
特に、売る目的で盗撮するようなユーザーはそういうことをしがちですね。
ポーズ・アングルがバラエティに富んでいるほうが、売り物になりやすいというわけです。
ただし、もちろん単純に「別のポーズ・アングルも見たいな」と思っているだけのこともあるので、1~2回くらい要求されたからといって、「ポーズを変えろっていわれた!盗撮犯だ!」と決めつけることはできません。
注意すべきなのは、このポーズして!「次はあのポーズして!カメラ動かしてアングル変えて!」などめまぐるしく矢継ぎ早に、執拗に指定してくるタイプです。
自分の情報を話したがらない
盗撮した動画内に盗撮犯の個人情報が入ると、盗撮犯自身の特定にもつながります。
そのため、彼らは徹底的に自分の情報を隠す傾向にあります。
何を聞いてもはぐらかしたり、デタラメなことを答えて話に矛盾が見られたり……。
たとえば、
チャットレディ「どこ住み?」
男性ユーザー「○○県だよ」
チャットレディ「へー!行ってみたかったんだ、どこかおすすめの観光地ある?」
男性ユーザー「え?えーっと……(汗)」
チャットレディ「地元の人しか知らない隠れた名物とか教えて欲しいな♪」
男性ユーザー「え、うーんと……いや、そんなことよりちょっと四つん這いになってみて」
このようなユーザーがいたら、虚偽の情報を伝えて身元を隠そうとしている盗撮犯かもしれません!
シャッター・キャプチャ・スクショ使用時の音
音声をお互いにつないでいる状態で、「カシャッ」というスマホカメラのシャッター音が聞こえた場合、まず確実に画面を撮られたと思っていいでしょう。
また、パソコン画面を盗撮するための外付けキャプチャボードなどの機材を扱うような音が聞こえた場合も、盗撮犯である可能性が高いですね。
そもそも、チャットでお喋りしているのに何らかの機器をいじっているような音が聞こえるのは変な話です。
怪しい音がしたら盗撮犯の可能性あり!と覚えておきましょう。
盗撮を見つけた時の対処法
「これ私のチャット画面じゃん!」という流出動画を見つけたらすぐ消したいですし、盗撮したユーザーには地獄を見てもらいたいですよね。
でも、そのためには何をどうしたらいいのでしょうか?
ここでは、盗撮を見つけたときの対処方法をまとめてみました。
流出を調べる方法
そもそも自分のチャット動画が流出しているかどうか調べる……って、普通に生活していたらなかなかハードルが高い感じがしますが、どうやって調べればいいのでしょうか。
まあ、これについては地道にネットを見ていくしかないというのが答えですね。
エッチな動画を配信しているサイトなどで、「ライブチャット」「チャットレディ」なんかで検索すると、流出したと思われる盗撮動画が出てきたりします。
あとはX(旧Twitter)などのSNSでも盗撮動画を見つけることができますね。
対処法①:運営サイト・事務所に通報
流出している動画を見つけたら、まずはライブチャットの運営サイトや所属している事務所(プロダクション)に通報しましょう!
動画の削除やユーザーの特定など、必要な対処をしっかり行ってくれるでしょう。
実際に流出動画が載っているサイトページのURLなどを添えて通報すると、運営サイトや事務所のほうでも確認しやすく、よりスピーディな対処が望めますよ!
対処法②:著作権侵害(DMCA)の削除要請
DMCAの削除依頼というのは、著作権侵害を理由にした削除依頼のことです。
「Digital Millennium Copyright Act(デジタルミレニアム著作権法)」というアメリカの法律で、これに基づき、アメリカで行われているオンラインサービスでは、著作権者から削除要請があったらプロバイダがすぐに対処しなければならないという決まりがあります。
たとえば、X(旧Twitter)はアメリカのオンラインサービスなので、X上に盗撮動画が上がっている場合、DMCAに基づいて削除要請を出せばすぐにでも対処してもらうことが可能なんですよ!
対処法③:弁護士に相談して法的手段
悪質な盗撮・流出に対しては、弁護士に相談して法的手段を取るというのも方法のひとつですね。
たいていの事務所やサイト運営者は、チャットレディから通報があればすぐに対応してくれますが、場合によっては対応してくれないところもあったりするんですね。
(たとえば海外のサイトなんかは積極的に動いてくれなかったりします……)
そんなときは、法律の専門家である弁護士に依頼するのがいちばんです!
無料相談が可能な「法テラス」などを活用すればスムーズに話を進めることができるので、ぜひ頑張ってみてください。
まとめ
今回の記事では、チャットレディの盗撮・流出リスクについてまとめてみました。
最近はライブチャットサイトの監視体制も強化されていて、シャッター音などを感知したら即座にユーザーをシャットアウトするみたいな機能を備えているところもあります。
また、規約をかなり厳しくすることで抑止力を高めています。
「盗撮なんかやったらどーなるかわかってんだろうな?」とあらかじめユーザーに釘を刺すことで、チャットレディにとって安全な環境を整えようとしています。
とはいえ、そんな現在でも盗撮・流出リスクはゼロではありません……。
今回の記事で紹介した盗撮犯を見抜くためのコツや対策方法などをしっかり心がけ、自衛しましょう!